浄心支部は、名古屋市西区の南東部、徳川幕府の時代には城下町の北西端に位置し、今もその歴史を感じさせる地域です。城西、児玉、上名古屋の3グループ(小学校学区)で構成されています。
城西学区には尾張藩の下級役人が住居地域だった名残りが、鷹匠町・台所町など旧町名を受け継ぐ町内会名に伝えられています。上名古屋学区には、室町時代から500年余20代続く香道の志野流が、幕末に戦乱の京都から移り住み家元を構えました。また児玉学区には、名古屋市指定文化財に指定されている尾張藩の重臣志水甲斐守宅の玄関車寄せや茶室風信亭が保存されています。
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旧清水家玄関車寄せ |