清須支部は、愛知県西部・尾張平野のほぼ中央に位置し、清須市の西枇杷島、新川、清州春日の3グループで構成されています。
清須市は、庄内川のほかに新川、五条川などの河川が流れ、豊かな水辺環境に恵まれており、四季折々の風景を楽しむことができます。また、交通の利便性に恵まれ、JR東海道本線・名鉄名古屋本線・犬山線・津島線などの鉄道網のほか、東名阪自動車道・名古屋高速6号清須線・16号一宮線・国道22号線・国道302号線などの道路網により、交通の拠点となっています。
清須市の歴史は、はるか遠く尾張平野最大の遺跡である朝日貝塚やそれに接する竹村貝塚にみられる弥生時代にまでさかのぼります。肥えた土地に人々が集まり栄えていきました。清須といえば清洲城が有名ですが、清洲城は1405(応永12)年に当時の尾張守護・斯波義重によって築城され、その後、織田信長の居城となりました。清須は、尾張統一、桶狭間への出陣など織田信長が天下統一をめざした土地として広く知られています。
のちに、徳川家康の命で尾張の首都であった清洲城下はまるごと移転されました(清須越)。市内には、古くは朝日貝塚、また清洲城をはじめ、織田家の菩提寺として建立された総見院や美濃街道にある問屋記念館など史跡が残されています。ぜひ散策してみてください。
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清洲城 |